第1週を見終えて、いちばん胸に残ったのは「珠さま」という呼び方でした。
厳しい父・清治と、やさしい継母・リョウ。
その真ん中で揺れる珠の姿に、親として何度も胸が締めつけられました。
この記事では、第1週「私の父、私の母」を短く振り返ります。
あわせて、珠とリョウの関係を4コマ漫画にしてみました。
※第1週のネタバレを含みます。まだの方はご注意ください。
第1週「私の父、私の母」のあらすじ
まずは、第1週の流れを短く整理します。
【第1週の基本情報】
- 放送開始:2026年9月28日(NHK連続テレビ小説)
- 舞台:明治41年、山口県岩国
- 主人公:葉野珠(4人きょうだいの長女)
- 幼少期の珠:村上蘭さん/第5回ラストから石橋静河さん
珠の父・清治は、しつけに厳しい人です。
継母のリョウは、珠を「珠さま」と呼びます。
実の母のように、まっすぐな愛情を注いでいます。
そんなある日、学校で「父について」の作文が出ます。
珠は、父のことを何と書けばいいのか分かりません。
近寄りがたい父を、子どもはどう言葉にするのか。
第1週は、この悩みから静かに始まりました。
第2回では、珠が清治に叱られ、蔵で一晩を過ごします。
心配したリョウが、清治に内緒で蔵へ様子を見に行きます。
二人きりになった蔵で、珠は自分の思いを打ち明けました。
蔵が珠にとって「ただ怖い場所」ではない理由も、ここで見えてきます。
【4コマ漫画】珠にとってリョウは「母」だった
第5回の流れを、4コマにまとめてみました。

【4コマの流れ】
- 1コマ目:リョウを思い「帰ってこない……」とつぶやく珠
- 2コマ目:カナリアを探せばリョウも戻ると考え、外へ
- 3コマ目:リョウの実家の前で「リョウさん……!」
- 4コマ目:「一緒にいたい!」と涙で伝える珠
最後の一言は、第1週のいちばんの核心だと思っています。
「血のつながりだけが、家族じゃない」。
――ひとこと
4コマにして気づいたのは、珠の気持ちがとてもまっすぐなことです。
子どもは、自分を大事にしてくれる人を、ちゃんと見ています。
血のつながりより、毎日の積み重ねなのだなと、私は思いました。
珠はなぜカナリアを探したのか
第5回の行動は、二つの思いが重なって見えます。
第5回では、リョウが逃がした清治のカナリアを、珠が必死に探します。
一方リョウは実家へ戻り、両親から説得されていました。
「もう葉野の家に戻る必要はない」と言われたのです。
それでもリョウの心には、家に残した珠がいました。
カナリアは、見つからないままでした。
そこで珠は、リョウの実家へ向かう決心をします。
閉じた玄関の前で思いを伝える場面は、第1週最大の見どころでした。
ここからは私の読みですが、珠にはこんな気持ちがあったのではと思います。
| 珠の行動 | 私の読み |
|---|---|
| カナリアを探す | 父に怒られる怖さ。それ以上に、リョウを失う不安 |
| 実家へ向かう | もう待つのではなく、自分で迎えにいきたい |
| 玄関の前で伝える | 作文には書けなかった気持ちが、あふれ出た |
もちろん、公式の説明ではなく、私の感想です。

朝ドラのあとに、ほっと一息。
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清治とリョウ|珠への向き合い方の違い
二人の大人の対比が、第1週の土台になっています。
| 清治(父) | リョウ(継母) | |
|---|---|---|
| 珠への接し方 | 厳しく叱る | 「珠さま」と呼び、大切にする |
| 罰のあと | 蔵に一晩閉じ込める | 内緒で様子を見に行く |
| 珠の気持ち | 近寄りがたい | 素直に打ち明けられる |
どちらが正しい、という話ではないと思います。
ただ、厳しさだけでは子どもは心を開けません。
心配してくれる人がいるから、人は強がらずにいられる。
そんな当たり前のことを、第1週は丁寧に見せてくれました。

――ひとこと
子どもを叱ったあと、私も部屋の外で様子をうかがったことがあります。
リョウが蔵へ向かった場面は、あの日の自分と重なりました。
内緒の優しさって、子どもの記憶に長く残るのですよね。
「父について」の作文は今後どうつながる?
作文は、この先の物語を読む手がかりになりそうです。
第1週では、珠が「父について」に悩む姿が印象的でした。
父を、簡単に好きとは言えない。
でも、嫌いだと言い切れるわけでもない。
その揺れが、珠の家族観の出発点なのかもしれません。
成長した珠が、父や母への気持ちをどう変えていくのか。
ここは、私が一番楽しみにしているところです。
主人公のモデルは、作家の宇野千代さんです。
書くことと家族の関係が、どう結びつくのかにも注目しています。
第5回の読み解きは、ブラッサム第5話|珠が「探す」から「追う」に変わった意味に書きました。
第2週「父からの、解放」の見どころ
第2週から、物語は大きく動き出します。
【第2週の予告(公式情報より)】
- 時代:大正2年
- 珠:女学校4年生に成長
- 学校:「良妻賢母」を育てる教育
- 展開:父・清治が、珠の縁談を突然決めてしまう
幼い珠から、成長した珠へ。
父が勝手に決めた縁談に、珠はどう向き合うのでしょうか。
第1週で「リョウと一緒にいたい」と言えた珠です。
今度は、父にどんな言葉を向けるのか。そこが一番の注目点だと思います。
――ひとこと
第1週は、泣かせるというより、静かに胸に残る一週間でした。
朝の15分で、家族のことをこんなに考えさせられるとは思いませんでした。
みなさんの感想も、よければ教えてくださいね。
大切な気持ちを、ことばにして残してみませんか。
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あわせて読みたい:
キャスト一覧|相関図と役柄まとめもあわせてどうぞ。
みみの体験|継母と呼ばれる立場の友人
リョウの姿を見て、再婚して継母になった友人を思い出しました。
「本当の母親じゃないから、叱るのにも勇気がいる」と話してくれたことがあります。
リョウが珠を「珠さま」と呼ぶ距離感に、その友人の顔が重なりました。
血のつながりより、毎日の積み重ねが親子を作るんだと思います。
よくある質問
ブラッサム第1週のタイトルは何ですか?
第1週のタイトルは「私の父、私の母」です。厳格な父・清治と継母のリョウを中心に、幼い珠の家族が描かれます。
珠とリョウは血がつながっていますか?
つながっていません。リョウは継母ですが、珠を「珠さま」と呼び、実の母のように愛情を注いでいます。
第1週で珠を演じたのは誰ですか?
幼少期は村上蘭さんが演じ、第5回のラストで石橋静河さん演じる珠へバトンタッチします。
第2週のタイトルと放送日は?
第2週は「父からの、解放」で、10月5日(月)から放送です。大正2年、女学校4年生の珠が登場します。

