朝ドラ「ブラッサム」、第3週に入りました。
サブタイトルは「化粧と、初恋」です。
今週の珠は、もう女学生ではありません。
尋常小学校の、代用教員です。
そして、工藤阿須加さん演じる島村先生が登場します。
※第15回(10/16)までの公式あらすじに触れます。ネタバレにご注意ください。
【この記事でわかること】
- 島村先生は誰が演じている?どんな人物?
- 第3週(第11〜15回)のあらすじと結末
- 珠が「化粧」をした理由への、私なりの考え
先に答え|第3週「化粧と、初恋」の基本
まずは、今週の基本情報からです。
【第3週の基本情報】
- 放送:10月12日(月)〜16日(金)
- 回数:第11回〜第15回
- 時代:大正3年(1914年)
- 珠の立場:尋常小学校の代用教員
- 新キャスト:島村(工藤阿須加さん)
島村先生は、新学期に転任してくる教師です。
珠の「初恋」の相手として描かれます。
珠が受け持つ生徒の花田次郎は、渋谷そらじさんが演じています。
島村先生は誰?工藤阿須加さんが演じる新任教師
今週いちばん気になる人物を、先に見ておきます。
島村先生を演じるのは、工藤阿須加さんです。
第3週からの新しいキャストとして発表されました。
公式のあらすじでは、珠が生徒と根気強く向き合う姿を評価する人です。
教育についての考えが近く、二人は打ち解けていきます。
役のフルネームや経歴は、私が調べた範囲では出ていませんでした。
なので、ここでは「島村先生」と呼びますね。
穏やかで、子どもを見捨てない先生。
珠にとっては、初めて「同じものを見てくれる大人」なのだと思います。
第3週のあらすじ|第11回〜第15回の流れ
5日間の流れを、図にまとめました。

第11回(10/12)|代用教員の初日
大正3年、珠は尋常小学校の代用教員になります。
担当は、二年生の学力が低いほうの組です。
教頭からは「適当に教えればいい」と言われます。
初日、遅刻してきた次郎は、算術ができないことを笑われて教室を飛び出します。
第12回(10/13)|次郎と忍
一学期の終わりごろ、次郎は学校を休みがちになります。
同僚からは「余計なことはするな」と止められます。
そんなとき、忍が訪ねてきて、婦人記者を目指して東京へ行くと話します。
第13回(10/14)|化粧をした珠と、島村先生
新学期、自分を変えたいと、珠は化粧をして登校します。
そこで出会うのが、新任の島村先生です。
ところが珠は、島村先生への思いを書いた紙を学校で落としてしまいます。
拾った生徒が、それを島村先生に渡してしまうのです。
第14回(10/15)|お見舞いと、見ていた誰か
体調を崩した島村先生を、珠は家まで見舞います。
食べやすい料理を作り、島村先生は喜びます。
次郎も前向きに勉強するようになり、珠は充実した日々を送ります。
でも、島村先生の家から帰る珠の姿を、誰かが見ていました。
第15回(10/16)|謹慎、そして解雇
二人のことが学校に知られ、珠は謹慎になります。
終業式の日に行くと、代わりの新任教師が働いていました。
教頭から解雇を告げられた珠は、島村先生の本当の気持ちを知りたいと手紙を書きます。
――ひとこと
――ひとこと
今朝、第13回を見て、思わず「あっ」と声が出ました。
思いを書いた紙を落とすなんて、いちばん見られたくないものですよね。
私も若いころ、授業中に回した手紙を先生に取られたことがあります。
あのときの顔が熱くなる感じを、珠を見ながら思い出しました。
しかも金曜日には解雇。朝からため息が出そうな週です。
代用教員の珠と次郎|「適当に」を選ばなかった
今週の珠は、恋より先に「先生」でした。
教頭の「適当に教えればいい」は、ひどい言葉に聞こえます。
でも当時の学校では、それが当たり前だったのかもしれません。
珠は、それに従いませんでした。
算術が苦手な次郎に、根気強く向き合い続けます。
第14回では、その次郎が前向きに勉強するようになります。
ここは、今週いちばん救われる場面だと思います。
「書く」は、気持ちを整える道具です。
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私の甥っ子も、学校に行けない時期がありました。
姉はずっと、どう声をかけたらいいか悩んでいました。
今はアルバイトに通っています。
だから、次郎が笑われて教室を飛び出す場面は、胸が痛みました。
「余計なことはするな」と言われても、何かしたくなる珠の気持ち。
それが分かるから、私は珠を応援したくなるのです。
なぜ「化粧」なのか|ここからは私の推測です
サブタイトルの「化粧」について、考えてみました。

ここから先は、断定ではありません。あくまで私の見方です。
仮説1:化粧は「恋のため」ではなかったのでは
公式のあらすじでは、珠は「自分を変えたい」と化粧をします。
島村先生と出会うのは、化粧をした「あと」です。
つまり、化粧は誰かに見せるためではなかった。
次郎のことも、忍の東京行きも、自分は何もできない。
そんな自分から抜け出す「宣言」だったのでは、と私は思っています。
仮説2:珠の運命は、いつも「書いたもの」で動く
第1週は、父についての作文でした。
第2週は、同人誌「黎明」でした。
そして第3週は、落とした紙と、最後の手紙です。
珠の人生は、書いたものが人に読まれて動いていきます。
作家になる人の物語として、とても筋が通っていると感じました。
仮説3:忍の「東京」と、珠の「解雇」は対になっている
忍は、自分で決めて岩国を出ていきます。
珠は、学校から追い出される形で職を失います。
同じ「今の場所を離れる」でも、正反対です。
この差が、珠が自分の足で歩き出すきっかけになるのかもしれません。
――ひとこと
――ひとこと
私も去年、シミのことで美容皮膚科に相談に行きました。
仲のいい友人も、美容皮膚科に通っています。
誰に見せるわけでもないのに、鏡を見る回数が増えたんです。
化粧や身だしなみって、自分の背中を押すためのものでもありますよね。
だから珠の化粧も、恋の始まりというより、自分を変える一歩に見えました。
同じ女として、そこはとても分かる気がします。
モデルの宇野千代さんと重ねると
史実との重なりを、表にまとめてみました。
宇野千代さんは、小学校の教員を経て作家になった人です。
2026年3月に出た評伝『恋して、書いて、咲きほこる』の目次には、こんな章が並んでいます。
| 評伝の章題(一部) | ドラマ第3週で近い場面 | 私の見方 |
|---|---|---|
| 化粧と教師生活、そしてモテ期の到来 | 化粧をして新学期へ | タイトルの元はここかも |
| 代用教員、独立への第一歩 | 代用教員として次郎と向き合う | 働く女性・珠の出発点 |
| 恋とスキャンダル、そして免職 | 島村先生とのうわさ、謹慎、解雇 | ほぼ史実どおりの流れ |
章題を並べると、第3週はかなり史実に寄せて作られているように見えます。
ただ、ドラマの珠は「葉野珠」という別の人物です。
島村先生にあたる実在の人物がいるのかは、私には断定できません。
気になる方は、評伝や自伝『生きて行く私』を読んでみてくださいね。
珠の物語の「その先」を、先に知りたい方へ。
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今後の見どころ|第4週は10月19日から
解雇された珠が、この先どうなるのかです。
第15回の終わり、珠は島村先生に手紙を書きます。
島村先生の「本当の気持ち」は、まだ分かりません。
返事が来るのか、来ないのか。そこが来週への大きな引きになりそうです。
第4週は、10月19日(月)から始まります。
仕事も恋も失った珠が、どこへ向かうのかに注目したいです。
西尾一路など、この先の新キャストの記事も書いています。
――ひとこと
――ひとこと
朝ドラを23年、毎朝8時に見てきました。
主人公が仕事を失う週は、たいてい物語が大きく動く前ぶれです。
私の手書きの相関図ノートにも、今週は島村先生と次郎が加わりました。
次の週、このノートにどんな名前が増えるのか。
つらい金曜日のあとこそ、月曜日が楽しみです。
見逃したときは?
朝に見られなかった日のために、まとめておきます。
NHK ONEで、放送後1週間は見逃し配信があります。
NHK総合では、昼12時45分からも放送しています。
登場人物を整理したいときは、相関図の記事も見てみてください。
ブラッサム第2週あらすじ|父からの、解放と平塚らいてうの時代
よくある質問
ブラッサムの島村先生は誰が演じていますか?
工藤阿須加さんです。第3週「化粧と、初恋」から登場する、新学期に転任してくる教師の役です。
ブラッサム第3週は何回から何回までですか?
第11回(10月12日)から第15回(10月16日)までです。サブタイトルは「化粧と、初恋」です。
第3週で珠はどうなりますか?
NHK公式のあらすじでは、島村先生とのことが学校に知られて謹慎となり、第15回で解雇を告げられます。
花田次郎を演じているのは誰ですか?
渋谷そらじさんです。珠が代用教員として受け持つ、算術が苦手な二年生の生徒です。
出典:NHK公式サイト「ブラッサム」第11〜15回の各回ページ、MANTANWEB(2026年10月9日)、シネマカフェ(第11回あらすじ)、進士素丸『恋して、書いて、咲きほこる 宇野千代の人生劇場』(イースト・プレス)目次、コトバンク「宇野千代」

